- 作:ランフォード・ウィルソン
- 翻訳:薛珠麗
- 演出:ロバート・アラン・アッカーマン
- 出演:青山みその/今村洋一/江前陽平/遠藤典史/岡野真那美/カトウシンスケ/香里菜知子/倉本朋幸/斉藤直樹/眞藤ヒロシ/鈴木剛生/鈴木信二/瀬川亮/玉置孝匡/チョウソンハ/中川安奈/中嶋しゅう/野口卓磨/パク・ソヒ/羽田昌義/浜田学/深貝大輔/前田剛/町田マリー/松田愛子/水野顕子/宮光真理子/矢内文章/有希九美/呂美
- 会場:新宿シアターモリエール
モリエールにキッチリ造り付けたしっかりしたセット。ここって資材の搬入がクソ面倒くさい劇場なだけに、制作はこのプランを演出サイドから出された時にどう思ったのだろうかと…だったらベニサンでwと。
アッカーマンがtptで得た才能を自分の立ち上げたプロダクションで公演した感じなので、テイストは5年位前のtptである。
舞台はアッカーマンが取り上げる作品だけに当然のようにニューヨーク。吹き溜まりの中で出てくる連中は薬中、売春婦etcイカレタ奴等。連中の日常で舞台は進みが物語が特にあるわけでもない。売人についての物語は一見メインに見えるけど、舞台構成上は柱ですらなかった。
最後のダーリーンに一人長語りをさせたくて創られた脚本だけに、そこに集中した宮光真理子の頑張りが印象的であった。
中川安奈はもっともっとズベタであるべきだった。キレイさが残っていて…