2010年03月




  • 会場:横浜アリーナ


知人のプロダクションの方からお誘いを受けて遂にAKB48の公演に行く。アリーナコンサートでも公演でよいのだろうか?前にキティフィルムの上野君が秋葉原の公演に行く時に「絶対に遅れないでください」とスタッフから釘を刺されていたと聞き及んでいたが、まぁ、アリーナ公演ならばその心配も無いだろうと思っていてギリギリに着いたらピンと張り詰めた空気でチョイ緊張した。いやいや、関係者席だけに微妙なところだな。


公演自体はテレビを見に行ったという感じであった。寸劇で始まるのだが、ステージの上の人はほとんど判別がつかない。


もっとも、知っているメンバーも


XANADUメンバーの板野、宮崎、河西


たいしゅうに出たことのある篠田


太田プロにクローバーズのチケ取りに行った時に会った前田


今度、ミンキーモモに出る秋元


ミスインターナショナルの出るユネスコのイベントに出ていた高橋と峯岸


桜の園に出ていた大島


だけで、「ぐつぐつ」とか扉座に出ていた人は苗字すら憶えられなかったwのでかなり弱い。


ただ、RRの畠山とネルケ舞台に出ていた梅田は後で気づいた。


アンコール前に総選挙ということで関係者やらの画像が出るのだが、岡田隆志氏と山下君が出てきたのは驚いた。あんなに大きなモニターで見るなんてw。もう岡田隆志はカリスマであるのぅw。山下君はまだワニブックスにいたんだね。ふむ。この総選挙って投票方式が普通選挙ではなく、納税額によって複数投票できるので金持ちのパトロンを持っている方が有利な様である。AKBとSKE108人から投票なので…って108人って前にオスカーのやった煩悩ガールズと同じ人数じゃねーか。


最後に支配人という人が出来てまだ売れ残っていたメンバーの売却先の発表があったのだが…これがほどほど重要なことだったらしい。就職先見つけられたんだから、クビになるフラグだと思うんだけどな。





マクベス







  • 作・演出:福島三郎

  • 出演:三宅健/陽月華/磯山さやか/大久保麻理子/福島カツシゲ/西ノ園達大/瀧川英次/鷲尾真知子

  • 会場:東京グローブ座


福島三郎の前作で良いのかな?「ライト・フライト」同様に笑かしてもらえた。シチュエーションコメディの名手である福島作風がよく出ており、特に前半は軽快であった。後半は三谷幸喜的というかサンシャインボーイ的というか、いわゆる芝居のトーン自体を変える創りになっているのだが、ラスト30分は話だけを前に進めようとしていて話の描き込みがディテールも含めて浅くなったままのために、全ての面において希薄なままであり、キャラクターたちが散漫な感じとなり、まとまりが弱いのが残念な脚本であった。話が動くと芝居が止まるというのは困ったものである。


起承転結の転の部分が承の部分を受けきっていないために、承で入れた無理矢理な飛ばし設定が後半に明らかに負担になっていた。いわゆる密室芝居にしたいままであったのならば、キャラクターが多すぎた感もある。


三宅健は台詞の押し出し以外は良いのだが、パンチが無いんだよな。前半はそれがキャラクターとのマッチングにおいて極めて合理的であったが、後半の話が動き出した時にモタモタ感を舞台全体に指し示し、脚本の悪くなった流れに殉じたのが残念に感じた。馬術日本チャンピオンという設定が後半かえって芝居としての整合性の邪魔になってしまった遠因とも言えよう。


西ノ園は小林愛大好きな私としてはかなりついでに見ていた存在でw、久しぶりに「見た」という感じであったが、「客演」の方が良いというのはこの舞台でも見事に立証してくれました。瀧川英次は良いね。微妙なプレイボーイ振りは同じ劇場で同じ主演だった密室劇よりもコントラストは鮮やかだった。


女性キャストが鷲尾真知子を除いて台詞廻しからして全滅でした。磯山さやかはある程度みずほのキャラクターとして考えるのであれば設定として前半30分で後は不要になるので良いのだが、その後に登場する大久保麻理子はセリフがとにかく一本調子で、脚本からの描き込みがされていないのに技量が不安定過ぎる。これならライト・フライトの小松彩夏あたりの方が遥かに良かったのでは…と頭を過った。初舞台はグローブ座ではなくもうちょっと狭い小屋で修練を積んで欲しかったね。


さらに注視しなければならなかったのは陽月華。宝塚時代は相手がかなりの大根だったので気付かなかったが…この人かなり芝居がやばいでしょ。みずほ、こずえとわざわざ2つもキャラクターを使ってコントラストをつけてもらっている役なのに、そこで埋没してしまうヒロインなんていらないよな。真ん中で使えるタイプじゃないよな。







  • 会場:シアターコクーン


時は流れ16年ぶりの再演。串田先生は前回の公演の時に藤間隆子に「15年経ったらまどかを演じてもらうから」と言っていたけど、オリジナルキャストでの上演となりましたw。


懐かしのメロディーの中、懐古的なステージ…眼にはフィルターがかかり、16年年前の若かりし演者たちと若かった自分への回想へ想いを馳せる。


前回の時に最終公演と銘打っていたからこそ、今回の公演は新生たる部分があると予想していたが、案外とそのままでしたね。まどかとリリーにサブキャラクターを創り舞台の各所に配していたが、サントス・アンナが吉田日出子のアンダーだったのかな?


またの再演ではニューキャストにならざるを得ないだろうが、20年越しの松たか子のまどかになるのかな…







  • 出演:青山レイラ/浦浜アリサ/オードリー亜谷香/加藤夏希/神戸蘭子/クリスティーナ/源崎トモエ/寺本愛美/土岐田麗子/トリンドル玲奈/Nanami/二コル/宮坂絵美里/今井りか/エリーローズ/大出千尋/尾形沙耶香/岸本セシル/木下ココ/木下優樹菜/葛岡碧/熊田曜子/黒田エイミ/小泉梓/紺野ゆり/桜井裕美/紗羅マリー/シャウラ/ジュリアナ/ジュリーベア/菅原沙樹/高垣麗子/武田真理子/徳澤直子/徳田いずみ/平野由実/藤井リナ/藤本美貴/松島花/松原汐織/マリエ/三浦葵/水原希子/メロディー洋子/森絵里香/安田美沙子/吉川ひなの/ヨンア/梨衣名/LIZA//BENI/Lil'B/Real Paradis/IKKO/哀川翔/速見もこみち/金子貴俊/夏川純

  • 会場:新高輪グランドホテル飛天


東京ガールズコレクションから1週遅れとなった神戸コレクション。東京ガールズコレクションを見ていて思ったのだが、会場では一応のコレクションであったのだが、報道では誰が出たとかそういうのばかりで、メゾンの力が一切感じられなかった。


東京コレクションの明らかな停滞を感じるラインナップの中、東京fashionweekの協賛イベントとなった今回の神戸コレクションも、それに倣ってかなりネガティブに感じており、ただモデルが歩くだけのエキシビジョンになるのかなと思っていたが、東京会場では東京ファッションウィークから特別招待のDRESS CAMPとトリを飾ったYves saint Laurentの2つのメゾンの実に洗練された毅然としたショーを見て、非常なる幸せを感じられた。


DRESS CAMPは昨年のSSからの選抜版という感じではあったが、リアルクローズのイベントに併せて日本人モデルが着るという制限の中にあって、コンセプトというか思想の力を他のメゾンの関係者にも見せ付けたのではないかなと感じた。3月25日は六本木でA/Wのショーがあるけど、モニター上映もあるはずだからチケット無くても駆けつけるべし。


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DRESS CAMPのショーをこんな明るい照明で見たのは初めてw。ただベストアクトは4年前に神宮でやったやつだなぁ。モデルは宮坂絵美里。葛谷もなかなか無いミス・ユニバ共演でしたね。


Yves saint Laurentは今回のモデルの中でも東京コレクション経験者をズラリと揃えて、リアルクローズの中にある現在のサンローラン哲学を提示してきた。ここで杏あたりを呼んでいれば思ったが…松島花の装いを見てこの素材を使い切れていなかった他のメゾンの服の力の無さを痛感した。トリがマリエだったのはやや合点がいかないがw。


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参照画像。Yves saint Laurentを纏う松島花。服の力を感じます。


後は健闘していたのはPAUL & JOE'S SISTERかな。ということは今回は第4部だけ観ればよかったことになる…他にも4部だけは以上に力が入るメゾンだらけで、1部から3部は時間つぶし程度だったなぁ。MARCURY DUOが平凡で2部も総崩れ。3部のNORAはフィッティングした奴を呼び出して説教したいくらいだったわ。


あっ、でもワコールは2回同じことやったけど、CMとのコラボはかなりのバカ受け。いや、これはかなり楽しかった。ふむ。


モデルの方では多分、ランウェイで捻挫して、3回くらい転びながら何とか戻ったモデルもいましたが、それ以上に歩き切ったのにひどかったのが寺本愛美…歩けるようになってからショーに出て欲しいよな。かつてTGCでカクカク歩いていたマリエが実に余裕のあるウォーキングを披露していたのを見ると陰努力してんだなって…まだ下手だけどね。


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ブースに出演の奥田順子。オクジュンがいるだけで私的には神戸コレクションに行く理由になる。そういえばJAMは3人とも来ていましたが、勢ぞろいしたブースはあったのかな?


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このモデル誰だろうと思ってパンフをめくったらSaaraだった。知った顔なのにドキッとさせてくれました。ショーモデルとしての潜在性は買いですな。


水着キャンペーンガールがいっぱい出ていました。


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旭化成


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三愛


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旭化成


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東レ


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サントリー


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東レ


あと三愛が一人いたのだが…


それと、帝人&キリンの旦那がMCでした。


まだ加筆




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