今年もやって来ました宝塚音楽学校文化祭。
去年の予科生コーラスの時点で37名でしたが、パンフレットで34名、出演は33名とさらに加速して減ってました。
80期のときは一人やめても大事だったというのに…
33名だと単純に1組あたり2名弱例年よりも人材が回せないので、退団率によっては人員配置に支障が出そうですな。
第1部
1.日本舞踊
2.予科生コーラス
3.クラシックボーカル
4.ポピュラーボーカル
歌える娘役が何人かいまして、日本舞踊のソロをもらっていた中島星乃はバランスも良く即戦力。歌える子は使いやすいからねぇ。
ケナ・メーガンも高音の抜けは良いのですが、舞台で使うにはちとふくよかで…最初からは使いづらいかな。
全員に1コーラス以上は振っている関係で、爆弾もかなり多数おりました。
第2部 演劇 オーロラの歌声
谷正純によるスウェーデンが舞台の軍隊物。
男役に4人づつ良い役があって、有力所はそこにうまく配役されていました。
娘役は良い役は2役でした。
第1組のヒロインは、日本舞踊でソロ舞踊をもらっていた森川由貴。中卒娘役というのが不安材料ですが…そういえば中卒KIEと言えば(以下略)今の時代、別に宝塚にわざわざ入らんでもというクラスの素材です。
第2組はヒロインの姉役の石丸花梨が総ざらい。繁田磨衣子(沢樹くるみ)以来ですね、文化祭の演劇でオッと思ったのは。あの短編で芝居が出し入れ出来ていて、ベースはありますよね。無理して真ん中で使おうとしないで育てて欲しいなぁ、というよりも外でこそ使える人材なのになぁ。
ヒロインの松原会里は排田祥子の上位互換のようなルックス。この子も中卒娘役。
第3部 ダンスコンサート
ダンスは最近の事情も反映してか、ひどい状態のままなんですが、演出が例年よりややとんがっていたせいでダンスコンサートとしては見られるレベルになってました。
バレエについてはいよいよバ・ド・トゥがなくなっていて…二羽の鳩は原型がかなり不明になってました。はぁ。