2013年02月

  • 会場:バウホール
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今年も宝塚音楽学校の文化祭を観る。
公演内容は、例年通りで

今年もここ数年のフォームである

1部 日舞→予科生コーラス→クラシックボーカル→ポピュラーボーカル

2部 谷正純の眠気を誘う演劇

3部 各種ダンスコンサート
となっていました。

日舞の歌ソロは永野愛子。プログラムを見ると成績が4番まで入っていないようで、歌の人かな?

予科生コーラスはよくまとまっていた。いっその事、毎年、本科生で民謡、童謡メドレーのCDでも出せば良いのにと思う。 男役が6割くらいで、娘役が少ない印象。上田澄佳のように早く抜擢しても、早々に退団という例が多くなっているから、回転がある意味良いので、もう5人くらいは取っておいた方がとも感じた。

芝居は、マッチ1本の幸せというアンデルセンが登場人物として出てくるデンマーク王フレデリク6世の前半生を描いたもの。バウあたりでやったものの短縮版なのかな?2組に分けたれており、生徒が客を呼ぶ場合は、大体、芝居に出演しているか否かで決まります。45分程度にも関わらず睡魔は怒涛のように押し寄せてきて、乃木坂46推奨のメガシャキも防波堤にすらならず…
ま、なかなか文化祭の短い芝居で
 繁田磨衣子のように「おお」っと思わせる素材はさすがにいなかったものの、關谷ひかりは脇でよい芝居をしていた。早期退団してw一刻も早く外で使ってもらいたい素材です。
それにつけても、
オムニバズに戻した方が全員に役を振れるのになあと今年も思った冬の空。

ダンスはよく訓練されているんだろうけど、HIPHOPとかきれいすぎるんだよね。相対的に業界のレベルが上がっている分野なので、セレクションはバレエ主義はちと見直した方が…とも。

この期には、Anniesの笘篠ひとみが在籍。Annies出身では 山田裕美子以来の入団。母がSKDだから、ま、その道ではエリート。プログラムでは愛加あゆこと赤咲伶奈が99期生に講義をする様子が掲載されているが、笘篠ひとみが出演していたセラミュに当時赤咲が所属していたクイーンズAve.αの同僚の伊澤姉妹が出演していて、その関係か赤咲も観に来ていたなあとふと回想。 あのサンシャインは10年以上も前…
子役出身は大体、浅野琴とか加賀千尋とか赤咲とか1番とか2番抜けが多かったけど、その笘篠、4番までには入っていないものの、ダンスではセンター位置が多かったことから、5~8番くらいなのかな。顔芸はプロだけにずば抜けて1番でした。 

  • 会場 新国立劇場
「ジゼル」のリハが始まっているというのに、研修生公演です。新国立に繁忙期の調整という言葉は無い様である。
一人早速ケガにて欠場。この業界、踊れなくなったら即スポイルなんでまさに無事是名馬なんですよね。本人の意思とは関係なく退場させられてしまう。
近年は卒業生は全員採用しているけど、本体の予算問題もあるから、これから遡上に乗せるのかな。
明らかに競技化されたといっても良いくらいのこの分野、進化はあっても退潮は無いと信じていたが、そうでも無い…というのを実感してしまった。 
コンテが自作自演なんだけど、照明はリハやって変えられるようにしておかないととは感じた。 

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