2014年08月

エアギター世界大会をネット観戦。やっぱり、観客のぎゅうぎゅう振りを見るとやっぱり現地はええなぁと強く感じる。
結果論として、エアギター歴1年未満の19歳のタレントの日本人女性が優勝するという結果となりました。タイブレに持ち込まれての突き放しての勝利ですから、相当に強い勝ち方でした。
ケイスケ・ザ・ニンジャも4位。日本人出場者で2人の優勝者以外では4位はその次の順位の成績のなります。1本目は2番目じゃなかったら+0.3くらいはあったので、最終成績は3位まではあったかな。

日本大会の出場者の属性としては、
1.パフォーミングアーツプロ
2.ハイアマチュア
3.アマチュア
に大別されます。
今年は1.の属性である名倉七海が日本大会で優勝。2位で現地予選に挑んだケイスケ・ザ・ニンジャがダークホース予選をトップ通過して世界大会で4位になりました。
3.の属性だったいのがみこうしょう、APL、エアギターマンはダークホース予選で敗退。昨年6位のいのがみこうしょうは意外な予選落ちでした。ここ数年は3.の属性の人が日本チャンピオンになって世界大会でも2本目である初見弾きまで進んでいましたが、優勝スコアからはやや離された結果となっていました。聖マッスルはこの「アマ」の壁に挑戦して欲しいけど、本人がダイレクトインにこだわっているので2015年注視しましょう。
あの様な舞台で最終的に順位をもぎ取る0.1とか0.2を加算されるハイとなる思い切りの良さは、観衆のいるステージに立った数だけ発揮できる可能性が強まると思われます。そういう意味では短絡的であったとしても、いわゆるプロに一日の長があるのでしょう。舞台で切れているように見えるけど、ステージングはしたたかに構成するチカラが無いとなかなか世界大会上位は難しいようです。
また、当然のように身体能力の高さが求められます。名倉七海はHIPHOPダンスを特技として挙げていますし、ケイスケもあのジャンプ力は素晴らしい限りです。ジャンプは派手さに繋がりますので、マストアイテムなのは間違いがないところ。
そうなると、私が大好きなじゅんじゅんやべいとーるのトリックプレイが世界大会で、と、なるとやや厳しのかなとも思えます。じゅんじゅんはかつてテレビ東京でやってた「タモリの音楽は世界だ!」に出てきたパフォーマーたちの質感があるだけに、世界にプレゼンして欲しい想いはあります。べいとーるのすかした感じは…オウル向きじゃねーな、今年の大会とか見ると。

昨年優勝のMean Melinについてはジャッジに下げの意思があったことは明白であった。NTが昨年、大地が2008年に受けた「被害」であるけど、「採点競技」ってやつはそういうものなのでしょうがないのかな。来年は名倉七海はこの「採点競技」の闇と闘うこととなります…もし、またオウルに行くのならば。
 Lt. Facemelterもアメリカでは無双なのに、世界大会に出ると点がもらえないですよね。これは別の問題なのかな?

それにしても、2位になった
Airistotleですが、あれだけ左指が遊んでいたのに高得点を連発していました。ケイスケと比較してもいわゆる「雑」さが目立ちましたが…あれはジャッジシートからは見えないのかね。

  • 会場:シアターコクーン
演出が栗山民也。主演が片岡愛之助。手堅い助演陣。大河2部の部分で原作もしっかり。
異様に暇な公演だった。
新感線ならばと思った客ばかりだろ、これは。 

  • 会場:東京宝塚劇場とシアタークリエ
赤咲怜奈と上口耕平が通りを面した劇場にメインキャストで出演中。クイーンズアベニューがαになる直前に二人とも退社してしまったが…前島さんも感慨が…特に無いかw

  • サンシャイン劇場
キャラネルボックス自体の芝居に甘さがあるけど、この芝居は家老を暗殺しようとしていた連中が特にスイーツのなる。上川隆也が一番女子人気があった頃の作品だけど、改変しても良かったんじゃないかなと感想。

  • 東京會舘
平野忠彦先生が逝かれて四十九日辺り、お別れ会が東京会館で開催されました。私は夜の会に参加させていただきました。
お別れの言葉で、金井'ハニガン'克子さんが登場。25年以上前と言ってましたが、1993年なので実はまだ22年。お偉い方のお別れの言葉が続きましたが、私はその方たちと同テー。恐縮だわさ。
後半はコンサート形式で、平野門下がめくりめく登場。栗山絵美が参加していないのが残念だったけど、木村昴の芝居の稽古なのかな?

先生を最初に知ったのは「12か月のニーナ」。劇団四季嫌いのミュージカルマニアだった私は、当然のように第一人者いえどもバリトン歌手を知る由もなく、パンフを見て「ジャングル大帝」の歌の人とプチ感動。当時の先生はギリ40代でしたが、身体も歌もとにかく大きくて、圧倒的な存在感。まだ可憐としか言いようがない床嶋佳子さんが吊るされていた…歌が破壊的だったけど、あれでも実は民子先生の猛特訓の成果の賜物。
民子先生はその後、初期スタッフがオールスターと言って良い陣容だった南青山少女歌劇団に参加。
先生は1993年の「Annie」にウオーバックスで出演。先生の「Annie」は30回以上拝見しましたが、先生の「オペラ」は実は2ステージしか観たことが無くて、白井晃演出の神奈川の公演の初日(2日目は「Annie」の東京千秋楽と被って…)が最後となってしまった。「オペレッタ」も5回くらい…「北とぴあ」とか。

宝塚観劇で知り合った方の娘さんを平野先生にご案内して、現役で芸大に受かるということもありましたが、ご紹介した生徒さんは平野門下で、私はあくまでも1ファンとうところがいとおかし…月船さららも一瞬民子先生の所にに通ったんだよな…
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このお別れ会で気づいたのは、1993年の「Annie」の楽屋で私が差し入れた「水2ℓ×6本」を運んでくれたのが浪人中の沼尾みゆきさんだったこと、
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白井さんが演出した上野のオペラで平野先生に似た歌い方だなと思った福井敬さんがお弟子さんだったこと、

そして民子先生がかつてはとんでもない美少女で、時というものが恐ろしく…w

先生の長男さんの嫁さんがえらくきれいで、面食いも遺伝していることでした。

さて、入場時に渡された引き出物の中に、「文化庁芸術家在外研修員の会」の会報の写しが入っていましたが、これ…家にもあったりして…よく考えれば、うちのはこの括りであれば末席を汚しているんですよね。

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