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・会場:宝塚バウホール
1部
・日本舞踊(ボーカル、コーラス付)
・予科生コーラス(2曲)
・クラシック歌唱
・ポピュラー歌唱
2部
・演劇 MILKY WAY(演出:谷正純)
3部
・タップダンス
・バレエ
・ジャズダンス
・バレエ
・ジャズダンス
・モダンバレエ
・ジャズダンス
・本科生代表挨拶
といういつもの流れ。
生徒の技芸や芝居の感想を普通に書いても、今では4月にスカイステージに流れちゃうから、あまりテキトーなことは書けなくなってきていますので、なるべく控え目になります。

日本舞踊
娘役の森羽龍がソロ。開幕して、彼女のボーカルから舞台は始まるので、運営側の一番期待が大きい人材が必然的に宛てられます。成績もよろしいのですが、スタイルも良く、どの男役に当てても映えそうな娘役です。イメージ的には紺野まひるの音楽学校時代を彷彿させます。
予科生コーラスは楽しみな美形娘役(特に2名)につい目が行きます。1人はかなり大きいので、大型男役がスターにいたら、ショーとか栄えそうだな。
からのクラシック歌唱。男役1娘役1の構成。娘役はここからエトワールに抜擢があるので、文化祭とは言え重要なポジション。村上すず子が担当。専門的なことを薄い知識で語ってスカイステージの視聴者に「耳おかしいんじゃないの」と思わないでもないのですがw、中音域がかなり薄いのかな。なので、上の音もきれいには抜けてなかったと感じました。
ポピュラー歌唱に当たる宝塚メドレーは、まだ、年代的に成りきり宝塚位なんですよね。ただ、違うのは、彼女たちは成りきりだけど本物であると言うこと。このメドレーでソロかデュエットもらえないと結構傷つくと後の娘役トップもぼやいてましたね。
芝居はAB2チームなので、両方観ないといけない上に、結構、上演時間も短いので、メインに配されないと、そもそも印象にも残らない。その割に、今回の脚本は散発的に原作の登場人物を残しているから、極めて散漫。あれじゃ、役を拾えって言う指導も出来んような気もします。
ダンスは構成から素晴らしいのですが、あのHip-hop系ジャズダンスは存在が中途半端かなと。このメンバーに踊らせてるのに、完成度が大学の大手ダンスサークルの上手いグループと小差もない。他の演目とレッスン時間の取り合いなのも事情としては分かるけど、とりあえず入れてみました感が半端ないんですよね。
一方バレエは2作品とも粟井美羽がメインを担当。中卒でコンクーラーだったのに、ピルエットが無かったので、残念な限りである。スタダ3部大阪営業所だったので、一昨日までアカルスタジオでやっていた「愛のエチュード」に出ていた3人娘の先輩にもなるのかな。